汗を沢山かく季節になると、誰でも多少は汗の臭いが気になるのではないでしょうか。そもそも、汗の成分は皮膚にある汗腺から分泌される水分がほとんどですので、基本的にサラサラしていて臭いもありません。けれど、体調の変化によって、この汗の成分も変化して、臭いのある汗をかく事があるのです。まず、アンモニアの臭いがする汗の場合、腎不全や肝硬変を含んだ内臓の機能低下が考えられます。これは、老廃物の処理を行っている肝臓や腎臓に異変が発生すると、本来は尿として排出されるはずの老廃物がそのまま血液に含まれてしまい、汗と一緒に排出されてしまいます。その汗が細菌と結合して、アンモニア臭になってしまうのです。他にも、痛風や貧血、疲労といったストレスを抱えている場合にも、汗を分泌する汗腺の働きが悪くなり、体内で吸収されるはずのミネラルが汗と一緒に排出されてしまいます。この場合も、同じように細菌と結合して、汗がアンモニア臭になることがあるでしょう。また、甘酸っぱい臭いがする汗の場合、糖尿病の疑いがあります。これは、糖を分解して消費するインスリンというホルモンの分泌が衰えてしまうと、糖の燃焼が進まなくなり、代わりに脂肪が燃焼されます。その際に、ケトン体という甘酸っぱい臭いのする物質が大量に発生し、汗に混じって排出される事もあるのです。汗臭い病気と言えば、主にわきがを思い出す方が多いと思いますが、その他にも、もしかすると重大な病気が隠されている可能性もあるのですー